
リトミックは、頭で音楽を勉強するだけでなく、体全体を使って音感・リズム感を育てる音楽教育のことです。音や音楽に合わせて自分なりに体を動かしたり、心の思うままに自由に表現することがリトミックの特徴です。

小さな頃からさまざまな音楽やリズムを経験することで、リズム感がつくのはもちろんのこと、自己表現が豊かになり想像力や創造力が付きやすくなると言われています。また、リトミックは音を聞きながら体を動かすことが多いので、集中力や記憶力が付くとも言われています。

1歳過ぎの歩くことができるようになってからが最適ですが、0歳から始めることのできるコースもあります。リトミックは、すぐにその効果が目に見えて現れるものではありませんが、続けていくことで徐々に実感してもらえることと思います。

スイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック・ダルクローズが、今から100年以上前に考えた音楽教育です。また、リトミック(フランス語:Rythmique)は、直訳すると”良いリズム”という意味です。